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掌友会八卦掌
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掌友会八卦掌

掌友会八卦掌の武功

八卦掌とは


中国武術の一つで董海川が創始した武術です。
中国武術の中でも最も新しく創始されたと言われています。
19世紀頃、紫禁城で皇帝の護衛武術の一つとして存在しました。
技法は点穴(指先で突く)や掌打(手のひらで打つ)が多く、名人の逸話の中には
点穴(指で突く)で突いた相手を動けなくしてしまった話などが残っています。

掌友会馬派とは

掌友会馬派八卦掌は円周を回って練習する走圏(そうけん)が他の八卦掌より特徴的です。
そしてこの走圏には高い健康効果と武功を養成する効果があります。

健康効果

ではどういう健康効果なのでしょうか?
まず、足が強くなり身体に気血が満ちてくるようになります。
そして身体の内側を鍛える働きもあるとされています。
気血が満ちると言うのは血の巡りが良くなり血の巡るところには気の巡りが良くなると考えられています。

多くの病気の予防にも効果があると考えられています。
掌友会八卦掌ではこの健康効果が非常に早く現れると言われています。
当然、正しく練習しなくてはなりませんし個人差もあるでしょう。
しかし、正しく継続して習うことが出来れば身体に現れる変化が他のどの武術よりも格段に早く足から丹田そして腕に到るまで鍛えられ健康になるのです。

武功

馬派八卦掌は護身術(武術)としても使え非常に優秀で馬貴派にしか残っていない掌法や手法なども数多く存在し興味深いものをもっています。

私が感じた馬派八卦掌は大自然の竜巻のようなどうしようもない力強さと蛇のように巧妙にどこにでも縫って行き噛み付き時には槍となって突き進む。
しかし軽くは無く鉛のように重い。感じです。

馬派は走圏に残っているものが大変に深く、身体的な成長が著しく早いです。
身体を変えなければ重さも速さもでません。
北京にて、ある時老師が言われました。
「江口、私が君のやっている武術を少し練習すれば君をすぐにその武術で超えられるだろう。」なんて失礼な!と最初は思いましたが老師はおそらく身体を鍛えることが武術の奥義なのだと教えようとして言ったのだと思います。

最近の中国武術を習われている方に多い傾向はこの型を練習したから強くなれる、
と思っている方たちです。
おそらく習っただけではレベルは上がりません。
皆さんも技がどうのと言う前に身体を変えて見て下さい。
そうすると恐らく技も変わり今までかかり難かった人にもかかるようになるとおもいます。

私も多くの武術を練習してきましたが(形意、太極拳、八極、など)武術の根幹である身体の変化に関してこれほど良く出来たシステムをもった武術には巡り会えませんでした。

このすばらしい馬派八卦掌を皆さんにも練習していただきたい気持ちから乱文ですが書かせてもらいました。

伝統中国武術 掌友会
代表 江口 博

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